| 聖☆おにいさん1巻、を読む |
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ここ最近出会った本の中で、一二を争うツボでした。 すでに100回レベルで読み返してます。 「聖人IN立川」、聖☆おにいさんをご紹介。
「荒川アンダーザブリッジ」の中村光さんの新作が講談社より発売されました。 奇妙キテレツなキャラクターと日常との融合を得意とする中村さんが選んだ主題は、 ブッダとイエス、二人の聖人が東京都立川のアパートに住んでいたら・・・というもの。 衝撃過ぎる。 しかも二人がルームシェアをして、日本の現代世界に馴染み(時折逸脱し)楽しんでいたら・・・ 衝撃過ぎる。 世紀末を乗り越え一休み、と日本(下界)でのバカンスを楽しむ二人のゆるゆるライフです。
第1話の、女子高生にジョニー・デップに似ていると言われ浮かれるイエスから、 私は中村ワールドに取り込まれてしまいました。 「何か私 21世紀にしてモテ紀の予感・・・」 このセリフに電車の中で大笑いです。抜群のセンスだなぁ。 その前の、ビールを飲んでブッダが言う「この一杯のために苦行してる」でも、 苦行とビールの聖俗ギャップがたまらんほど面白かったです。
二人は聖人なので、何か困ったことがあったりイライラしても受け流す度量があります。 基本的に器がデカい。 なのに、おばちゃんの金銭感覚を持つブッダは、 有料コインロッカーを無料と勘違いしてびっくりするほどガッカリし、 衝動買い好きのイエスと微妙な諍いを起こします。 (この二人のみみっちさが愛しい!) 生活の小っちゃいところで一喜一憂する二人が起こす、「あるある」ネタと、 聖人として今まで起こしてきた奇跡とのギャップがこの作品の魅力ですね。
私は高校が仏教学校だったので、間に挟まれる仏教小ネタ (スジャータさんとか、生まれた時から動物にちやほやされるとか)が爆笑だったんですが、 キリスト教にも詳しければ二倍楽しいんだろうなぁ。勉強したいです。
荒川アンダーブリッジはかなり毒があるんですけど、こちらはそのブラックさは すべてゆるゆるに変えています。 どちらかと言えばよつばと!系? 荒川が苦手だったという方にも是非オススメしたい!
私は感情を揺さぶられる作品も、問題提起作品も好きですが、やっぱり一番好みなのは 聖☆おにいさんのような、ゆる〜い日常を描いた、 生活するってたのちーなーと思える作品なんです。 ひらのあゆとか、むんことか・・・
つかれた時、夜寝る前に読んでみてください。 二人の聖人が、貴方を導いてくれるかもしれませんよ!
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【2008/03/14 16:30】
マンガ感想
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